写真・文 さとうみかを
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私は雨の日に、強い雨の日に車に乗るのがすきで、
なぜかというと、車の屋根に落ちてくる雨音はそれはそれは大きな音で
雨にとても近いのに雨に濡れないという素晴らしい贅沢感が味わえるからです。

傘だと周りの色々な音が混じり過ぎるし、家ならちょっと遠い感じがする。
車だと雨音がつむじにパンパン落ちてくる。
つむじから入って、耳を通って、下に下に流れてゆきます。
なにやらすっきりお掃除になります。

さらにすきな音楽を雨音に負けないくらい大きめで、でも程よいくらいの音量でかけます。
あとは走る。トンネルに入ったら雨音がさっと止み、トンネルを出るとまたどどどっと押寄せます。

大きな木の下を通過するときは、ひときわ雨粒が大きくなってぼたぼたぼたぼたっと
もう予想不可能なリズムで落ちてきます。

わぁ 楽しい。

水たまりを踏めば、びっしゃーっんと窓ガラスを派手に叩かれます。

わぁ 楽しい。

ワイパーがメトロノームのようにぎゅっぎゅっぎゅと右へ左へ。
ああ、信号でウィンカーが加わったらもう。

すごいのです。
歌うしかありません。
雨の日は車で歌うしかありません。

次の台風のとき試す価値ありです。

くれぐれも事故のありませんように。


※他の楽しみ方もなにかあれば教えてください。



Comments

    • 夏の子夏子's comment
    • 2012年06月20日 00:50
    • 私は雨の日の夜、コンタクトを外し、車の助手席に乗るのが好きです。
      夜の光が雨粒で滲んでもキレイ。目が悪いのも悪くないよね。って思う唯一の時間!!
    • みかを's comment
    • 2012年06月21日 22:39
    • 夏の夏子さん
      ちょっとだけ、わかる。目が悪くなりかけたとき一瞬味わったあの綺麗な夜のことやね。
      私は、山の端を見て、近くを見るという目の筋トレを繰り返し、視力は回復したけれど、
      あの綺麗な夜の滲んだ光たち、憶えております。しかも車の助手席なんて、ナンテ贅沢な。

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