写真・文 さとうみかを
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近くの隅田農園。
広い広い農園の中には大きな木がたくさんあって、風がとても気持ちいい。

いろいろな果樹の木がそこいらに育っていて、またそれがのびのびと
丁度よい具合に人の手が入っているのが伝わってくる。

農園のなかにある「森のようちえん」では、子供たちがこれまたのびのびと
石ころや葉っぱを握りしめながら走り、どろんこになりながら夢中で遊ぶ。
友人がお手伝いに行っているご縁でときどき見学させてもらっている。
というより、こどもたちと一緒に遊んでいる。
いや、遊んでもらっている。






「かぞくごっこしよう〜?」と手を引っ張られ、おなかのあたりに石を入れられる。
私は妊娠したお母さん役らしい。

その瞬間にひとりの子が「ばぶぅ〜」と言って近くに来る。
私はもうすでに一人こどものいる、妊娠したお母さん役らしい。

「もうすぐうまれるのでびょういんへいきましょう。わたしがつれていってあげるね。」
とお姉さん役の子に心配そうに言われ、
ああ、そうか。私は二人こどものいる、妊娠したお母さん役らしいと上書き保存。

そして、縄跳びでつくった電車に乗ってシュッポ シュッポと別の場所へ移動。

そう。ここは病院だ。

「だいじょうぶですよ〜」
「いま、ぱっぱっ ぱそこん で、みますからね〜」と少したどたどしく。

ここでお姉さんはもう看護婦さん役になっている。

この変わり目の早さと自然さと、パソコン!?という言葉への驚きとで、
色々どきどきしながらも、かわいいな…と油断していたら

「ふぅ〜ふぅ〜といわないとうまれないよ!」と、どの役でもなくなった
彼女からヒソヒソ声できびしく言われ、またスッと彼女は看護婦さんにもどる。

ばぶぅ〜の赤ちゃん役の子は、ずっとずっと赤ちゃんに徹している。

みんな女優である。

「もう産まれそうです。」と言ってみると、
看護婦さんから「まだうまれません。」と言われる。
「えーと…あと2じかんはうまれません。」と言われる。

あまりにも産まれないので、少し心をこの「家族ごっこ」から離してみたら
みんな生き生きしているのに気がつく。にやにやしたり、そわそわしたりしている。
ああ、そうか。この時間が一番楽しいのね。
産まれてしまえば “おしまい” で、その先のお話しはもうなくて
この時間の為の「家族ごっこ」なのだ。

終わりのない「家族ごっこ」に満足したのか、飽きたのか、
そうしてる間に、別の子たちの鬼ごっこに吸収され新しいルール説明がめまぐるしい。

わたしは鬼を決めるじゃんけんをしながら
おなかに入っていた石を、そっと置く。







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帰りに農園で摘ませてもらったラベンダー。

自分でも驚いたけれど、地面に生えているのを初めてみた。
こうしてまじまじ見てみると、茎や葉っぱが、
そして香りまでローズマリーとよく似ているなと思った。
帰って調べたら同じシソ科の常緑性低木。
原産も同じく地中海沿岸地方らしい。

ふむふむ。おもしろい。



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そしてブルーベリーも。
無農薬であんしん。
きび砂糖でジャムにした。



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しばし。



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完成。
甘酸っぱくてすごく美味しい。



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これは友人に教えてもらった虫さされ薬。
どくだみの花びらだけ集めてホワイトリカーで浸す。
1週間くらい経ったら虫さされの薬になる。

ほんとは35度で漬けるといいらしいのだけど、
私はアルコールに弱いので25度の焼酎で漬けた。

度数が低いと常温ではカビが生えたりする場合があるらしいので
冷蔵庫で保存する。

もう少しの間咲いているので、また採りに行って母さんの分も作ろうかな。





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